2007/05/27

遊動美術館


先週末にノマディック美術館にいってみました。
どちらかといえば空間に興味があったんだけど、作品のパワーも凄かった。

リサイクル可能な仮設建築とはいっても、
その作品のためだけに移動美術館をつくるなんてとっても贅沢。
さすがに実際に作品と合わせて体験する空間は
派手さはないけどじんわりとかなりいい。

夜だったからかそれほど混んではいなかったけど、
空間と作品と鑑賞者の距離感からするとちょうどよかった。
向かい合った柱間がもう少し広いといいな。

作品そのものへの印象は、あまりにも完璧。と思った。
制作の場を勝手に想像すると、ちょっと作りすぎ?とも思ったけど、
そこにある作家の妥協ないの本気エネルギーに圧倒される感じだったなあ。

あの立地で、あれだけの仮設をつくって、あのくらいの動員で、
アートビジネス的にはどうなんだろうとかつい考えちゃう。
お金だけじゃないけど、お金がないとできないし。
若者にとっては入場料や図録は高めになっちゃうよなあ。

2007/05/19

a dog and flowers

お正月以来の実家へ。
ホントはGW中にも散歩の途中でふらっと寄ってみたんだけど、
留守でカギももってなくて。。。

実家の近所には1Fがピロティになってる大きな家があって
子ども頃はここに大きな犬がいたんだよなー。
たしかドーベルマンだったかな・・・すごい怖い犬だったんだ。
なんて思いながら通り過ぎようとしたら



ところどころに開いている壁のスリットから
あちこち移動しながら顔を出してるヤツが。
淋しいのかなと思って、ちょっと戯れて遊びました。

その家には昔から人が住んでないみたいなひんやりとした静寂があって、
犬と花だけが生きてるみたいなんだよなあ。

2007/05/04

手ざわり

散歩がてら郵便局に行こうと思っていたのが、
遊歩道をブラブラしているうちになんだかんだで東京オペラシティに到着。
ちょうどやっていた藤森照信さんの展覧会「藤森建築と路上観察」をみました。



藤森氏の建築といえばとっても独創的で、
バリバリ現代建築ばっかりに興味があった10数年前、
雑誌でタンポポハウスをみたときは
「こういう建築もありなんだぁ」と新鮮な感動を覚えた記憶が残ってる。

楽しい展覧会なのは見る前から予想できたけど、
思った通り建築同様とっても独特で、程よく柔らかい感じ。
「作りたいものを楽しく作ってる」という感じが満載でした。
なんでも触りたい派のわたしとしては、
いろいろな「仕上げ」や木削りだしの模型に無性に触りたかったなあ。

路上観察学会の「物件」も縄製の繭(?)のなかで、
裸足でゴザに座って見られるので、
藤森空間を体感しながら時間を忘れてのんびりしてしまった。

それぞれ自分の道で活躍しているオヤジたちがたまに集まって、
一緒に自分たちで壁を塗ったり、屋根をはったり、路上観察したり。
なんだかとってもうらやましい感じだったです。焼酎のCMみたいだな。

あ、[東京計画2010]の模型では
わたしの大好きないまをトキメク東京タワーが黒こげ&まっぷたつ。
海に沈んでました。。合掌。

2007/05/02

salone

もう先々週のことだけど、ミラノにいってました。
サローネ初体験です。
いままで行った見本市的なもののなかで、イチバンおもしろかったー。
世界中からたくさんの人が集まってきてて、日本・韓国・中国の人もかなり集結。
バッタリ知人に会うことも全然珍しくないくらいで。。。

メイン会場でもいろいろ見所満載で、個人的によかったのはFLOS。
それ以外の街のあちこちでやってる展示やインスタレーションも見応えあるものがたくさん。
とくに金曜のTORTONA地区は夜中まで大盛り上がりだった。
ミーハー心をくすぐる有名デザイナーや建築家、元サッカー選手も
いろんなところに出没してました。
テンションアガルゼ。



そんななかちょっと気になったこと。
メイン会場であるフィエラ内は基本的に写真撮影禁止なんだけど、まあわりとみんな撮ってるんです。
他のフェア(見つかるとどっか連れてかれてdeleteさせられたりする)に比べたら割と自由だなあという印象だったんだけど、やっぱりアジア人が撮ってると黒人の強面セキュリティーが寄ってきて、「NO PHOTO」と注意されてしまう。
となりで白人はバシバシ撮ってんじゃーん。

日本人だっていったらOKしてもらったいう人がいたから、どうやらあれはアジアのよその国の人対策らしい。国営遊園地で勝手にディズニーキャラがお出迎えしてくれるあの国。

家具や照明器具のなかには中国の工場で作られているものも多い。
技術はあるからいいデザインさえあれば、そっくり作れちゃうんだろうな。
なんて話を建築家の人と話してたら、基本設計くらいまでやって没になったプロジェクトが数年後に行ってみたらソックリ出来てたそうだ。
こんな話さえもよく聞く話だっていうのが困ったことだなあ。。
たぶん当たり前と思ってるのか、悪びれてないのがまたやっかいなのです。
オリンピックが楽しみです。