2011/06/19

”Hygge”を知る旅



書こうと思っていることが溜まっている。
とりあえず先月行ったコペンハーゲンのまとめを
忘れないうちに。。写真だけダラダラと。

5月22日から30日までという、かなり長い日程で
“Danish Lighting & Architecture Tour”に参加させてもらった。
主な内容は
・Louis Poulsenのショールームや工場見学
・照明デザイナーや建築家のプレゼンテーション
・コペンハーゲンや近郊の光の建築の見学
・デンマークの西端Henneへの小旅行
という盛りだくさんの贅沢な内容。

天気は晴れてたと思ったら、すぐ雨が降ったりとにかくよく変わる。
風がとても強いので、風力発電が盛んな国。原発はないです。
この時期日没は遅くこれで22時過ぎかな。



建築はいろいろ見たけど、超超抜粋。

いまや顔となっている、Operahouse。
ここはオペラの照明をやっているデザイナーのご好意でバックステージもいろいろ見せてもらえた。


そして運河を挟んだ向かいのPlayhouse。


ここもバックステージツアー。
トップライトのある通路の両側がワークスペース。
各製作スタッフが1フロアに集まったことで、部門間のコミュニケーションが容易になっているんだそう。


ジャンヌーベル設計のDRコンサートホール。
さすがローコストなのかもだけど、やりたい放題な感じ。。。


ちょっと郊外のBagsvaerd Church。設計はJorn Utzson。
うねる天井と自然光の採り入れ方絶妙。ずっといても飽きなさそうだなあ。



Louisiana Museum
ここは環境がホントにすばらしくよかった。





ジャコメッティが似合うよね。

市内の美術館2つ。
Thorvaldsen Museum
ほとんど誰もいなくて、静謐な空気が。。



Ny Carisberg Glyptotek
みごたえたっぷり。


デンマークはキャンドルの消費量は世界一らしい。
夏は白夜、冬はほとんど夜という環境で、光との関係は密接。

個人邸も見せて頂いたけど、どこを切り取ってももうインテリア雑誌そのもの。





最後に遠く離れたHeene。
ポールヘニングセン設計のホテルが一軒あるだけで、なーんにもない。
かなり西なので、日没はさらにおそくて12時でも残照が。
自分では、一生行けなさそうな、ナンダカナ~。なところでした。




デンマークには“Hygge“(ヒューゲ?)という言葉あって、
デンマークの人たちにとっては、この感じがとても大切らしい。
英語でも日本語でもうまくそれを表現する言葉はないんだけど、
Cozyとかまったりとかほっこりとか、そんか感じかな。。
とっても貴重な体験をさせて頂きました。感謝。

1年前にヨーロッパ滞在中にアイスランドで火山噴火があって、
現地で+1週間ほどスタックしたことがあったので
また噴火したりしてねーとかいってたら。。。滞在中にまた噴火した。
デジャヴ。
あわやまた。。と思ったけど、今回は大したことなかったみたいで無事帰って来られました。
何なんだよー。

2011/02/13

シャジツ?出現




ホキ美術館へ。
東京から車で1時間半くらいの千葉の真ん中辺り。
新しめ建築に行くのはなんだか久しぶりな感じだなあ。
久しぶりついでにブログに。

着いてみると、大きな公園の隣ではあるけど
ちょっと田舎の住宅地に
突如出現という感じの環境。






こういうアプローチの作り方は
ちょっといかにもな感じがしたけど、さすがにきれいに作られている。
高いR壁の向こうに見えるのは”昭和の森”の立派な森。


これなんのパターンだろ?
このモチーフのおしゃれ手ぬぐいや風呂敷が
ミュージアムショップに並んでた。


すぐ横は普通に戸建て住宅。
カフェから望める正面の景色は、人んち。


おー飛び出してるぅ。
折角ならこういう切り取られた景色の先には、
森があって欲しかったけど。。。


内部も設計者が細部にまでこだわった感じは随所に。
手すりのディテールとか、
打ち放しの壁をグラデーションに塗装してたり、
日本の職人はすごいわ。

照明は天井の意匠が先だったのか、今度設計者にいろいろ聞いてみよう。
絵画照明は難しい制約がいろいろがあるけれど、
こういう新しいことはたまにやってみたいなあ。



それにしても、写実絵画というものに初めてどっぷり対面。
なんだろう?あれは?
ナンダロウ?アレハ?

すっごく上手い。写真以上に写真みたい。
でもなんか意味がわからん。全然わからん。
なぜこれを描いたのか?なぜこんなにもリアルに描くのか?
頭の中が???だらけ。

描いているものは、女性だったり風景だったり静物だったりするんだけど
見てるとどれにも倒錯とかフェチシズムみたいなのを感じてしまう。
そういうものじゃないのかな?
初めて出会った世界は、まったく未知のものでした。



建築にも展示作品にも、
作り手の欲求を追求した”自己満足”が詰まっていた。
結果あれだけ老若男女いろんな人がたくさん来ていたのは
いい施設なんだなと思う。